【書籍紹介】『ほんとうのアフガニスタン ~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~』 (中村哲 ・著/光文社/2002年)
アフガニスタンで銃撃に遭った中村哲医師を偲んで…
— 光文社 電子出版部 (@kobunsha_denshi) March 25, 2020
著書『ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~』が電子書籍になって復刊!https://t.co/tzH3QxNIPg @PRTIMES_JPさんから
紙の書籍では大きな写真をふんだんに掲載し、中村医師の言葉に合わせて現地の様子が想像しやすいよう丁寧に作られていたと思います。井上ひさし氏の「世界の真実と中村哲さんのこと」と題した講演録、中村医師の講演録と質疑応答、そして両氏の対談をまとめた、読みやすい著書です。電子版も◎ #中村哲 https://t.co/JNY1aRW3uk
— abe marwarid(アーベ・マルワリード) (@abemarwarid) March 27, 2020
2003年3月20日のイラク侵攻後、初めて手にした中村医師の著書「#ほんとうのアフガニスタン」。当時、「現地で生活をしたこともない」「言葉も話せない」机上の知識のみで語る一部の「専門家」と称される方達含め、大衆から発せられる安直に戦争を肯定する物言いの多さに、ただただ違和感がありました。
— abe marwarid(アーベ・マルワリード) (@abemarwarid) March 27, 2020
著書の中では、医師としての役割だけではなく、現地の生活者達と共に生きる様子や、その中から見えてくる日本の姿。日本では伝えられることのない、現地の習慣、風習、普通の生活者の想い、干ばつの惨状など、読み手がイメージしやすいように、謙虚に、そして言葉を選んで語れている様子が覗えました。
— abe marwarid(アーベ・マルワリード) (@abemarwarid) March 27, 2020
そこで生きる生活者達の目線に立って考え、「誰か」や「何か」を単に言葉で批判するだけではなく、まず自ら手を汚し行動する姿に、この人の言葉は嘘ではないかもしれないと感じ、読了後には、この人は『本物』だ、という衝撃が残りました。自分が学んできた価値観を見直し、様々な切っ掛けとなった書。
— abe marwarid(アーベ・マルワリード) (@abemarwarid) March 27, 2020