手縫いの革小物を中心に、自家採種の野菜栽培の記録なども綴ります。
気まぐれで異文化の記録写真や猫さんも。

革細工-素材と仕立て

革作品の刻印

革作品へ打刻する刻印について、 大きく分けて、お店の刻印と、名入れ・イニシャル用の刻印の2種類を使用しています。 革作品には、お店の名前として “ abe marwarid ” と “ 蝶 ” の絵柄を打刻していますが、使う人によっては「刻印は無い方が良い」という人…

刻印名「abe marwarid」の由来など

革作品の刻印に使用している「abe marwarid(アーベ・マルワリード)」とは、 アフガニスタン東部にある、とある用水路の名です。 ペルシャ語で『真珠の水』の意で、その水を求めて飛来する蝶々の絵柄を添えています。 この水路は世代を超えて末永く使い続け…

革作品の仕立て③ コバ(革の縁・裁断面)

コバの処理(革の縁・裁断面)について、 裁断面の面取り、ヤスリ掛け、染料による染色、フノリを染み込ませて磨くという工程を、光沢が出るまで繰り返していきます。さらに、強度が必要な箇所には、熱で蜜蠟を薄く溶かし入れて、再び上記の作業を繰り返して…

2色ステッチの作品例①

2色ステッチで仕立てた過去の作品たちです。 ◇ パスケース 栃木レザー / ナチュラル × オリーブ(× 裏面ワインレッド) 麻糸 / 茶 × ワイン

革作品の仕立て② 2色ステッチ

こちらは、2色ステッチの見本表です。 実際に縫い上げたスキャン画像ではなく、エクセル上で作成したイメージ画像です。 手縫いでは、基本的に1本の糸を2本の針で交差させて目に通していきます。 2色ステッチの場合は、2色の糸を2本の針を使い、同じ要領で縫…

革作品の仕立て① 手縫いのステッチ

手縫いのステッチについて、 菱目打ちという道具を用いて、縫い目のガイドラインに沿って目を打ち、 その目に沿って縫い上げていくことで、手縫い独特の柔らかな縫い目に仕上がります。 目打ちの刃の角度や、打つ深さ、糸の通し方、糸を締める強さなどで、縫…

革作品の素材② 麻糸とナイロン系糸

こちらは、5色の皮革と組み合わせた縫い目の見本表です。 作品に使用する糸は、麻糸とナイロン系の糸(ビニモ)の2種類です。 糸にはしっかりと蝋を引き、さらに麻糸の場合は、熱を加えて蝋を糸の内部へ溶かし込むことで、摩耗への抵抗を強くしています。 い…

革作品の素材① 皮革

作品に使用している皮革について、 日本で鞣し加工された栃木レザーなど、2つのタイプ(全5色)のヌメ革を主に使用しています。 革の厚みは1.2mmと0.7mmを箇所に応じて使い分けています。 裏地は使用せず、床面(革の裏面)には、溶かしたフノリで艶が出るま…